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リアル鬼ごっこ

二本目は、山田悠介の作品。
ジャンルはホラーになるみたいですが、私はSFに感じました。


文章が下手だったり、反社会的にもほどがあって編集部が尻込みする作品しか書けない場合、彼のように自費出版もできるみたいです。


王様が自分と同じ名字の佐藤さんを全滅させるため、鬼ごっこを開催するって話です。
ここでのポイントは、佐藤って名字がある国(日本)の暴君が黒幕な点。
あくまでも「王様」ですが、日本は天皇陛下を想起させるのでフツーならば文学賞に応募しても誰も見向きしてもらえないです。
いくら内容が面白くても。

自費はリスク高い反面、だれでも文豪と同じスタートラインに立てるから堂々と自分の作品を広く読んでもらえます。
私を含め、多くの人はこういう作品をけっこう好むのでベストセラーになったのでしょう。

だけど、養子縁組か結婚で名字を佐藤から別の名字に変えれば鬼ごっこに巻き込まれなかったんじゃ……、とツッコミそうになりました(笑)
まだまだ甘いわ。
突拍子もなく、主人公が王様を射殺するラストには、「え?」ってなりました。

もうこの人の作品読まないかも。
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KAGEROU

バイトと学校が忙しくて、投稿の準備ができない……(泣)
締め切り間近なのに!


今日の本の感想は豪華二本立て!
まず最初は、私の大好きな俳優の水嶋ヒロさんが文学賞で大賞を取ったあの作品。
三年経ってやっと読めました。


水嶋さんには悪いですが、……これは出来レースだと思いました。
そうじゃなければ、小説家目指す人に悪いです。
っていうか、これをそのまま商品にできるレベルちゃうし、これは本来ならば最終選考に残すのも間違ってるかも。

文章も初心者レベル
序盤から中盤にかけての冗長すぎる展開
ご都合主義的な甘すぎる結末
共感できない主人公の境遇


自殺の動機がただの借金苦ってのが、甘いわぁ。
なんかなかったのかな?
同時引けそうなヤツ。

でも欠点ばかりというわけでもなく、これから次第で輝ける素質はあります。
自殺志願者の臓器売買をする法人とか、手動の人工心臓とかSFちっくな設定は一般文芸の中ならば輝けます。


敢えて言うならば、もっともっとシビアにするべき。
物語の中だからこそ、主人公を追い詰めて物語を盛り上げたほうがいいです。

デビューして大分経つのですが、出版社から依頼がないのか本人に書く気がないのか、新作はまだ出てないです。
酷評が目立つ作品でしたが、批判はその分誰かが読んでくれている証なので、めげずに書いてほしいです。

超・殺人事件 推理作家の苦悩

今でこそ大ベストセラー作家の東野圭吾ですが、売れだしてきたのは2005年ごろでそれまではあまりぱっとしない小説家でした。
この作品は、ぱっとしなかった時代の自分の体験を基にしている気がします。

売れてない小説家が売れ出したけど、お金を使いすぎて税金のことを忘れてて対策に追われる話。
売れてない小説家の殺人を真似た事件の多発で、注目されてスターダムになってしまう話。
担当編集者に言われるがまま、駄文を水増しして長編小説に仕立てる話。

小説家は売れないってシビアな現実に、ふむふむとうなずくばかりです。
冬の時代が長かったせいか、こんなリアリティのある設定になるのですね……。

私は個人的に、理系っぽい知識ばかり並べられて読者が置いてきぼりになる話と、小説家も編集者も読者も高齢化で全員認知症だけど気づいてないって話と、本を読まずに機械に読んでもらって評価を下す話が好きでした。
ぜんぶファンタジー的です(笑)

東野圭吾は、たまーに読者を試す意地悪な話を書いていますが、これもそうです。
どことなく『名探偵の掟』とそっくりな作風だけど、こういう系統もアリだと思います。
社会派がよく売れる作家になった今となっては、もうお目にかかれないのかしら?

走れメロス

教育実習で国語教えている中学時代の同級生から、教科書ぶんどって昨日読んでみたの感想。

この話は以前授業でやりましたし、『人間失格』と読み比べてこの話は太宰の理想を描いていることを知っていました。
こんな友情を育みたい、って心から思ってたんだなぁと。
私は『人間失格』が太宰の作品の中で、彼の本質を突いていて好きですが、太宰のことをよく知ったうえで『走れメロス』を読めばさらに楽しめます。

メロスが激怒した王様は、太宰そのものがモデルだったんですね。
人を信じられなくて、物語というもう一つの現実の中で身近な人を殺していたんです。
でも、太宰本人はそんな自分が大嫌いだった。
嘘をつかず、人を騙すことなく素直に生きるメロス。彼は、太宰の理想を投影したもの。
本当は素直に誰かを信じて生きたかったんです。

最後に、王様はメロスとセリヌンティウスの友達になりたいって言ってます。
太宰も本当は、メロスみたいな心から信じられる友達と仲よくなりたかったんですよね。
でも残念ながら、彼は生涯そんな友人に恵まれることはなかった。


彼の本当の、純粋な心の底を垣間見ることのできる美しい物語です。
この作品を読んで、私はやっぱり「もしも彼のそばにいられたら、絶対彼の自殺を止めていた」と思います。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

日本国民でタイトルを知らぬ者はいないであろう、サディスティック☆学園☆ファンタジーも中盤。
今回からは上下巻構成。
長いけど、緻密な伏線と濃ゆいキャラがビンビン立っててあっという間に読めます。

今回は、ひかりの考察付きです(笑)

まあなんというか、この章がハリーにとっても物語においても大きなターニングポイントだなぁ……と。
本編の時間軸でついに死亡者も出てしまうし。
セドリックは4巻で主要キャラクターに躍り出ますが、実は前のアズカバンで「クィディッチでハリーに唯一勝利したハッフルパフのシーカー」として登場しています。
同時に初恋の乙女チョウ・チャンもアズカバンで「ハリーが一目惚れしたレイブンクローのシーカー」として登場しています。
作者は前の巻で、次回活躍する人を抜け目なく印象的に紹介してます。
これは次に絶対その人物を使って物語を書くという計算をしなければ、ほとんど無意味になるのでなかなかに大掛かりな装置となっています。
『賢者の石』の頃は生活保護を受ける貧乏シングルマザーで、出版できるかどうかも分からず一発屋で終わる可能性も高かったはずというかデビューすらしてない作者ですが、初期から大技を繰り出してきます。
作家志望な私としては、ローリングさんすげぇわ。

今まで漠然としていた敵組織の正式名称とか、対抗組織なるものの存在とか、果てにはあのダメダメなネビルの親の話とか次々と登場して物語における最終目標が何なのかがクリアになっていきます。
私的には、ダンブルドア校長の底の見えない思考回路が気になりました。
なんでいつかわかるはずのことなのに、ハリーだけにはいつも何も教えようとはしないのでしょう?
そしていっつも暗躍してる。
……謎です。


私の個人的な感想です。
マルフォイ(ぷらすクラッブ&ゴイル)がだんだん噛ませ犬になってるよ~!!!
もっと悪役っぽく、何か大役を担わせてあげてくれローリングさん(笑)
ラストシーンの、呪い袋叩きはかわいそうです。
ハリーよ、もう少し手加減してやってくれ。というか、相手すんな(笑)


以下は、私と全作読んで尚且つ映画も全部観たお母さんとの間に生じた謎の考察です。
若干、次巻『不死鳥の騎士団』の内容も入ってきます。

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プロフィール

板東ひかり

Author:板東ひかり
平成生まれの、作家志望女子のブログです!
このブログは私の自作ドレス・ブックレビュー・ポケモン話の3本柱でやってま~す。
現在大絶賛就活中。
不景気は厳しいです。

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