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名探偵の掟

ついにこの作品の感想をアップする日が来るとは……(笑)

松本清張、宮部みゆきの系譜を継ぐ社会派推理小説家の一人である作者の東野圭吾ですがこの作品のジャンルは本格推理小説と呼ぶべきなのでしょうか。
犯人を見つける役割を担った名探偵の天下一と、脇役だから犯人ではない人を当てずっぽうのように疑う役割を担った警部さんが登場人物です。脇役の警部さんの一人称です。

これはただの推理モノではないです。
現代多くの人に親しまれ愛される推理小説家に対する皮肉、批判、警告や暗黙の了解とされることへの容赦なさすぎるツッコミ、そしてただぼけーっと楽しむために読んでいる私のような間抜けな読者にも容赦ないツッコミを入れまくってます。
トリックもガリレオ先生とは違った意味で邪道で、こんなのアリかよ!!! ってこちらもツッコみます。

また、このお話の大きな特徴は登場人物が作者という小説世界の神によって生み出され動かされている人間であることを理解しています。だから神に対してもツッコミを行ったり、神の意志に抗おうとします。
ただこれはあくまでそういう設定なので現実的には神によって操られているのに過ぎませんが。
そして天下一は状況に応じて姿や性別を変えたり、作者も臨機応変に大幅な文体の改造も行います。
ラストは世に出ている推理小説の登場人物のマープル、浅見光彦などなどらしき人が登場しお互いにこれでもかのツッコミ合戦(笑) お腹が痛くなります。

ありふれたネタの本格推理モノよりも、動機と背景がカギの社会派のほうが好きな私ですがこういう皮肉った内容なら好きになれます。
それにしても、東野圭吾は読者に対して厳しいですね~。前も『容疑者Xの献身』でとことん騙してくれたし(笑)


次は私の人として最も愛する小説家・太宰治の『斜陽』をアップします♪
母に「こんな難しいの読むの?」って聞かれたけど、いろんな本をいっぱい読むようになってから文語体でない限りは大丈夫になりました!
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板東ひかり

Author:板東ひかり
平成生まれの、作家志望女子のブログです!
このブログは私の自作ドレス・ブックレビュー・ポケモン話の3本柱でやってま~す。
現在大絶賛就活中。
不景気は厳しいです。

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