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いのちのはなし④

というわけで、2日目の私は朝から病んでいました。
あの子たちの明るい笑顔を見ると、余計に胸が痛むんです。
だからといって、私には何もできないし。

介護実習は建前こそ「教員の資質の向上」ですが、実際は学校の教員の身体及び精神的負担を若い働き手(=大学生)に分け与えるといったところのようでした。
今ならよくわかります。
真紀子さんもよくわかってたのかしら。
行く前にお母さんに「ひかりは、今日の終わりに絶対泣くわ(笑) 先生を助けるんやで!」と言われました。
……自分でも絶対泣くなあコレ、って思ってました。
別れが寂しいとかではなく、自分の感情が崩壊してみんなの未来が心配になる的な意味で。

だって私、これまで3回あった卒業式で一度も泣いたことないんだもん。

相変わらず、いつも元気いっぱいの少女たち。
私はもうご老体だから(笑)、彼女たちの体力についていけなかったり・・・・・・。

親元を離れて、併設の寄宿舎で週の半分を過ごし、寂しさを暴力という形でぶつける子もいました。
建前こそ「通学が困難」ですが、保護者の負担を和らげるというのが本音な気がしました。
なんとなく理解できます。
21の私ですら一人暮らしとか寂しくてできないのに、15から18の彼女たちは幼少期から週の半分は一人で寝泊まりする生活です。
実習中なのに、涙が出そうになりました。
私だったら、寂しくて死にそうになるもん。
特に、2,3歳くらいの精神年齢の彼女たちなら尚更寂しいと思うんです。

少しでも気を緩めるとマジで涙が止まらなくなるから、絶対に泣かないように気を付けました。
フツーに先生から「板東さんどうしたん?」ってなるし、理由も理由で「みんなの先行きが不安すぎます」というものだし。
泣いたらどうなるわけでもないし。

でも、昼休み中にぶっ壊れて実習生用の控室で泣いてしまいました。
実習のメンバーに前のゼミ仲間の子がいて、そいつに「なあ、この体験しても子どもが欲しいとか思う?」って聞きました。
「は? ひかりん何言ってんの?」って訊き返してきたので、
「私は、自分の子どもが障害を負ったらどうしよう思う。子ども生むの怖い。排泄とか、当たり前のことが当たり前やないねんで? 私が死んだら、その子どもは確実に生きていかれへんねんで? 神の試練かなんかわからんけど、子どもはそのせいで辛いねんで? その辛いも辛いって自覚はないし、好きとか嫌いとかそんな複雑なことも考えられへんねんで? 目ェ当てられへんわ」と、泣き崩れてしまいました。
さすがにみんなこっち見てます(笑)
周りは全員男性なのと、衣服の着脱や排泄に立ち会ってはいなかったので「やっぱり板東変なやつ」という白い目でしか見られなかったのであります。
「俺、普通中学校で部活教えたいから」なーんていうヤツもいるけど、お前みたいなやつはわざわざ公務員じゃなくっても、少年野球団のコーチでいいじゃんってなります。
さらには「板東出産の前に相手いないだろ」とか言い出すボケまで……。
テメぇらみたいなクソ野郎なんざ願い下げだ!!!
私は、子どもを産むことが怖いという考えを理解してくれる人、一緒に子育てをしてくれる育メンがよろしいのです。
やっぱりこんな連中にまだ見ぬわが子(できるのかよ!)は預けられないな~、と再び思いました。


~最終話に続く~
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板東ひかり

Author:板東ひかり
平成生まれの、作家志望女子のブログです!
このブログは私の自作ドレス・ブックレビュー・ポケモン話の3本柱でやってま~す。
現在大絶賛就活中。
不景気は厳しいです。

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