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メトロポリス(漫画)

続きます、手塚治虫のマンガ感想。

アトムの原型の、人造人間が主人公の残酷物語。
悪の組織の手駒として生まれた最強最悪の人造人間(男性と女性の両性具有)なミッチィ。
そんなミッチィは悪から逃れ、ヒゲオヤジとケン一の家で幸せに暮らしていたものの、ひょんなことから自分が他の人間と違うことに気づく……。
自分が他人を傷つけるために生まれた人造人間であると知り、人間に絶望したミッチィは復讐を決断するけども、身体の核を破壊されて壊れていく。

現代の単行本1冊くらいの長さ。
深い話でした。

ミッチィの「その気になれば人間を皆殺しにできる力」を、「大切な誰かを守る力」へと昇華したのが、数年後に登場するアトムなのかな。
アトムは作られたはいいけど、成長できないってだけでサーカスに売り飛ばされちゃいましたよね。
それでも、愛してくれるお茶の水博士やみんながいてくれたおかげで「自分を愛してくれる人間と世界を守りたい」って考えるようになったんだと思う。

ミッチィとアトムの違いは「自覚」。
アトムははじめから、自分がロボットだってわかってた。
一方のミッチィは、自分は終盤まで人間だと思ってた。
ミッチィがここまで絶望したのは、友達だったケン一や親代わりのヒゲオヤジまで自分が人間じゃないって事実を教えてくれなかったからでしょう。

人間と同じように育てたいと願ったミッチィを作った博士とケン一たちの願いが裏目に出た、最悪の結末。
最初に教えてあげたほうがよかったのかな?
黙っていつか訪れる最悪の結末を笑顔で見届ければよかったのかな?

この作品も「進んだ科学が人間の身を滅ぼす」残酷シリーズですが、私にとっては「願いと隠蔽」が印象に残る物語でした。
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板東ひかり

Author:板東ひかり
平成生まれの、作家志望女子のブログです!
このブログは私の自作ドレス・ブックレビュー・ポケモン話の3本柱でやってま~す。
現在大絶賛就活中。
不景気は厳しいです。

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